自費診療

AGAとは

AGAは、「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性型脱毛症（通称：薄毛症）のことを言います。これは思春期以降に発症する進行性の脱毛症です。

進行症状としては、前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化していき、次第に細く短くなっていきます。最終的には頭の生え際が後退していき、頭頂部の毛髪が失われてしまいます。原因としては、遺伝や男性ホルモンによる発毛サイクルの乱れなどが考えられています。

日本の成人男性の4人に1人くらいが薄毛症と言われています。進行性の脱毛症なので、そのまま放置すると毛髪の数は次第に減っていきます。したがって早めにケアをしていくことが重要です。

以下のような毛髪の悩みや症状があるという方はご相談ください（例）

• 家族に髪の薄い人がいて、自分も薄くなるのではないかと心配だ。
• 抜け毛が気になる。
• 10代後半から毛髪が抜け始め、髪が薄くなってきた。
• 額（ひたい）の生え際が後退してきた。
• 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた。
• 細くて短い髪の毛が多くなり、髪のハリやコシが無くなった。　など

処方について

当院では、医療機関でしか処方できない「飲む薄毛治療薬」を使用し、薄毛症の治療を行います。

飲む薬（内服薬）にはいくつか種類があり、脱毛作用の強い男性ホルモンの働きを抑制して発毛を促進させる「フィナステリド」という成分が含まれている内服薬、発毛効果はフィナステリドの約1.6倍あるといわれる「デュタステリド」が配合されている内服薬がありますが、当院では「デュタステリド」の処方を行っております。

また、当院は、個人情報やプライバシーに配慮しながら診療を行いますので、安心してご相談ください。

EDとは

EDは「Erectile Dysfunction」の略称で、勃起不全または勃起障害のことを言います。なお、この障害や不全というのは必ずしも完全に勃起することができない状態を意味するだけでなく、「勃起に時間がかかる」「途中で萎えてしまう」「満足のいく性行為ができない」と感じている方もEDの可能性があります。

若い方もストレスや精神的原因でEDに

年齢を重ねるごとに誰もがなり得る症状がEDで、成人男性の4人に1人、50代以上の男性では実に2人に1人がEDを有すると言われています。そこには、糖尿病などの基礎疾患が関与しているケース（健康な人と比べ、糖尿病の男性がEDを起こす確率は2～3倍高くなると言われています）も少なくありません。

また、若い方もストレスや精神的な原因からEDに悩むようになる方が少なからずおられます。

以下のような症状のある方はEDの疑いがあります。ご相談ください

• 短時間、もしくは途中で萎えてしまう
• 満足のいく性行為ができない
• 勃起時の硬さがやわらかくなった
• 一度萎えてしまうと、再度の勃起が難しい
• 勃起に時間がかかる
• 全く勃起しない　など

治療について

当院では、EDと診断された患者様には、ED治療薬（内服薬）の処方をいたします。薬が開発された当初は1種類しかありませんでしたが、現在、治療薬は数種類あります。処方の前に医師が問診・診察を行い、患者様の症状やご希望などをお聞きしたうえで、適切な治療薬をご提案いたします。

なお薬の種類としては、世界で初めて認可されたED治療薬で日本でも認可されて20年近くになるクエン酸シルデナフィルという有効成分が含まれている内服薬、そしてこの内服薬の特許が切れたことで後発薬として販売されるようになったジェネリックがあります。さらに日本で2番目に承認されたED治療薬で、体内への吸収が早く即効性があり、先発よりも食事の影響を受けにくいとされる内服薬や、投与後36時間まで有効性が認められ、一度体内に吸収させてしまえば食事の影響を受ける心配がないと言われる内服薬もあります。

にんにく注射

にんにく注射とは、水溶性ビタミンのひとつであるビタミンB1が主成分の注射のことで、静脈に向けて直接注射します。にんにくが入っているわけではなく、体内へ注入される際に、にんにくのような匂いが広がることから「にんにく注射」と呼ばれるようになりました。

ビタミンB1が不足すると、全身倦怠感、食欲不振、皮膚トラブルなど、様々な障害が現れやすくなります。風邪を引いて間もない、病後、夏バテで食欲の無い時、精力的に仕事をこなしたい時など、すぐにでも「元気」になりたいという方にお勧めです。

なお、利用者にはスポーツ選手などが多く、肉体疲労や倦怠感などを早期に回復させたい方にも効果があると言われています。

ビタミンC注射

ビタミンCとは、水溶性ビタミンの一種であるアスコルビン酸のことで、コラーゲンの生成に欠かすことのできない物質です。コラーゲンとは、細胞と細胞を結び付ける働きをしているたんぱく質の一種で、皮膚や骨、血管など全身のあらゆる部位に含まれています。なおコラーゲンには、血管を若く健康に保つ、肌の張りとみずみずしさを保つ、粘膜を丈夫にするといった特徴があるのですが、これらの機能を維持するためにはビタミンCは欠かせません。

主な効果としては、活性酸素に対する強抗酸化作用で疲労回復効果がみられるのをはじめ、白血球などの働きを高めて、免疫力を強くします。それにより風邪やウイルスによる感染症を予防する効果も期待できます。さらにコラーゲンの生成を促進させたり、活性酸素抑制の効果により、血管や皮膚の老化のスピードを遅くするので、しみや小じわを防ぐといった美肌作用のほか、メラニンの生成を抑制し、シミや色素沈着などを薄くする美白効果もみられるようになります。